意外と簡単に導入できます!とりあえずアプリを導入してみましょう!
現在、スマートフォンの世帯普及率は9割を超え、若年層からシニア層に至るまで、生活に不可欠なツールとなっています。
SNSやコミュニケーションアプリ、情報収集など、私たちのライフスタイルに大きな変化をもたらしたことは、皆さま実感されていることでしょう。
保険会社も独自のアプリを開発し、当初に比べ大変便利な機能を有するレベルになっています。
今回はそんな保険会社の独自アプリについて解説します。
基本機能
主には下記のような機能が用意されています。
・保険証券、契約内容確認
・契約内容変更や事故報告、住所変更等の各種変更手続き
・保険料支払い手続き
・加入代理店への連絡ツール
・保険の更新等の連絡ツール
リリース当初は契約内容の確認やお知らせ程度の機能が中心でしたが、現在では多岐にわたる手続きが可能になりました。
特に、ちょっとした契約内容の変更がアプリ上で手軽にできるようになったのは非常に便利です。
スマートフォンという便利なツールがあっても、仕事や家事に追われ、なかなかゆっくり連絡する時間を取れない方も多いでしょう。
時間を選ばずに手軽に変更手続きができることは、保険契約をより身近に感じ、活用するきっかけになるのではないでしょうか。

特に便利な機能
私自身が特に画期的だと感じたのは、事故手続きがアプリでできるようになったことです。
交通事故はもちろん、火災保険や傷害保険といった緊急性の高い報告が、手のひらの上で簡単に行えるようになったことは大きな進歩だと感じました。
代理店勤務経験があるため、ある程度理解しているつもりでしたが、意外にも多くのお客様がスムーズに事故報告機能を使いこなされていました。
お話を伺うと、直感的に操作できる仕組みになっているため、非常に使いやすいとのことでした。
興味深いことに、20代や30代よりも60代以降の方々が積極的に活用されているようです。
恐らく、保険の仕組みに対する理解の深さや、直感的に操作を把握する能力に長けていらっしゃるからではないかと推測しています。
特に大規模災害時の事故報告機能は、代理店や保険会社としても非常に助かります。
対面で進める場合と比べて数日早く、保険金の支払い手続きが進められるので、契約者の方々にとっても嬉しい結果に結びつきやすいです。
ご加入の損害保険会社がこのようなアプリを導入されている場合は是非ダウンロードしご活用頂くことを進めます。
改善してほしい点
なかなか難しい点ではあるのですが、各社共通して契約内容は見にくいです。
恐らく、この点を改善するのは非常に難易度が高いと思います。
理由は保険の種類が違うと補償される内容が全く違うこと。
当たり前のことですが、これを同じフォーマットで見やすくするというのは無理があります。
ある程度見やすくはなったものの、保険業界の人間から見ても、必ずしも使いやすいとは言えないかもしれません。
保険証券・契約内容に関しては個人的にはペーパーで保管することをお勧めします。
理由としては、契約者本人に何かがあった場合にペーパーのほうがご家族も確認しやすいからです。
アプリでも共有はできるのですが、親族全員がアプリを共有して使うことは考えにくいため、今はまだペーパーの必要性も残っていると考えています。
使い分け
私自身の使い分けを紹介します。
・保険証券や契約内容:PDF化して保存
・各種変更手続きや事故報告:アプリ
・加入代理店への連絡:担当者とLINEでやりとり
・保険の更新等の連絡:担当者とLINEでやりとり
このように使い分けています。
特に、事故報告はアプリを利用することで大幅な時間短縮になるため、非常におすすめです。
まとめ
スマートフォンが普及した現代において、保険会社の独自アプリは、私たちの保険との関わり方を大きく変える可能性を秘めています。
契約内容の確認や変更手続きはもちろん、特に事故発生時の迅速な報告機能は、安心への大きな一歩となるでしょう。
デジタルとアナログの良い点を組み合わせ、賢く保険を管理することが、より快適な保険ライフを送るための鍵となります。
まだアプリをインストールされていない方は、ぜひ一度お試しいただき、その便利さを実感してみてください。
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