損害保険の基礎知識|もしもの事態に備える安心

損害保険情報

私たちは普段、たくさんの大切な財産に囲まれて生活しています。
住んでいる家、移動に使う自動車など、どれも私たちの生活に欠かせないものばかりです。

もしも、災害や事故が起こって、これらの大切な財産が壊れてしまったり、失われてしまったりしたらどうなるでしょうか?
生活が大きく困窮してしまうかもしれませんよね。




大切な財産の損害に備える保険が損害保険です。



損害保険は、万が一の事態に経済的な備えを与えてくれる、私たちの生活を守る大切な仕組みです。
今回は、損害保険の基本的な知識と、どのようなリスクに備えることができるのかを簡単に解説していきます。




そもそも損害保険とは

偶然の事故で建物や車などの大切な財産が壊れたり、人にケガをさせてしまったりした場合に、その損害をカバーしてくれる保険です。

生命保険が主に「人」に起こることに備えるのに対し、損害保険は主に「モノ(財産)」が受けた損害や、他人に与えてしまった損害に対して、お金でサポートしてくれる保険、と考えると分かりやすいでしょう。





代表的な損害保険

一概に損害保険といっても様々な種類があり、法人が加入するものや特殊な物を挙げるときりがありません。
ここではみなさんに馴染みがありそうな3つをご紹介します。

  • 火災保険
  • 自動車保険
  • 傷害保険

それぞれ順番に簡単にご説明していきます。

※保険会社や契約内容によっては補償の範囲が相違します。詳しくは加入されている保険会社にご確認ください。





火災保険

建物や家財道具が、火災や台風、大雪、落雷といった自然災害で損害を受けた時のための保険です。
頻発する台風の被害や、集中豪雨などによる水災被害に対する補償も充実してきているため、火災保険というよりも災害保険というイメージに近いかもしれません。
損害を受けた後の復旧費用や、仮住まいの費用などもサポートするプランもあります。

地震による損害は、一般的に火災保険ではカバーされないため、別途地震保険への加入が必要です。

住まいの形態(戸建て、マンション、賃貸など)に合わせて、補償範囲を柔軟に設計できる点が特徴です。
経済的な安心を提供し、その後の生活を立て直すためのサポートも期待できます。





自動車保険

自動車の運転によって生じた損害を補償します。
大きく分けて、相手への賠償、ご自身のケガ、ご自身の車の損害が補償の範囲です。
事故による示談交渉や手続きなどもサポートされます。

迅速な事故対応が重視されているため、24時間365日の事故受付体制が整っているのが一般的です。
レッカー手配や修理工場の紹介などもスムーズに行われます。

自動車事故は自身だけでなく、相手がいることで、大きなお金が動くことが特徴に挙げられます。
そのため補償範囲を拡大する特約も用意されており、また、運転者の年齢や運転歴、走行距離などに応じて保険料が変動する仕組みや、安全運転の度合いに応じて保険料が割引になる制度など、個々に合った内容で契約することが重要です。
万が一の事故への備えとともに、日々の安全なカーライフをサポートする役割も担っています。





傷害保険

日常生活における予期せぬ事故によるケガに対する保険です。
様々な場面で被ったケガによる、死亡・後遺障害、入院、通院などを幅広く補償します。
病気による入院や通院は一般的に補償されません。

日常生活でのケガに備える基本プランから、特定の活動(ゴルフ、旅行など)中のケガに手厚いプランまで、様々なニーズに対応できます。




ここで紹介した損害保険は、個人の生活でも法人の事業活動でも必要となる保険です。
不動産を購入した場合も、賃貸をした場合も火災保険は加入対象ですし、自動車を買った場合は任意保険という形で自動車保険に加入します。
ここ最近は傷害保険に加入する機会が減りましたが、お子さんの学校が加入している保険や、従業員の福利厚生の一環で加入している保険が傷害保険に該当することもあります。
その他に賠償保険というものも、何かしらの形で加入していることが多いです。





まとめ

私たちの暮らしは、様々なリスクと隣り合わせ。
損害保険は予期せぬリスクから、住まいや自動車といった大切な財産を守る保険です。

特に火災保険や自動車保険は、大切な財産を守るための備えであり、経済的な負担を守るための手段となります。
損害保険が、あなたの「安心」につながる第一歩となるはずです。

別の機会に、各保険を詳しくご紹介致しますのでご期待ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました